テレビ局 TV station 2005 7 21
テレビ局の悩みは、学校の悩みと同じである。
学校の先生は、こういう悩みがあるでしょう。
授業のレベルを、どこに合わせるか。
「勉強のできる子供」に合わせたら、大部分の生徒は、ついていけなくなる。
「中程度」に合わせたら、「勉強のできる子供」と「勉強のできない子供」が不満を持つ。
「勉強のできない子供」に合わせたら、大部分の生徒には、つまらない授業となる。
こういう場合、学校ならば、能力別クラスを編成すれば、解決しますが、
さすがに、テレビ局では、そういうわけにいかないでしょう。
結局、テレビ番組は、「可もなく不可もなし」か、娯楽路線に走ることになる。
そういうわけで、世の中で、知識人と言われる人は、テレビを見ない。
それは、先ほどの、学校の授業のレベルの話と同じです。
でも、これでは、テレビ局にも優秀な人が多いから、番組編成に、大いに不満を感じているでしょう。
その点、雑誌は、楽だと思います。
あらかじめ読者層を絞って、編集していますので、内容は充実したものとなります。